"Tokyo2020 Project" 地方からの首都圏中学受験

某大学教授による、2020年2月に本番を迎えた娘の中学受験体験記です。地方から、1年で東京の私立中学受験を突破できるのか?そもそも、中学受験をすることにどんな意味があるのか?この一年の経験を振り返りながら考えます。

2つのハンディ

私たちの中学受験は、2つのハンディがありました。

一つは、このブログのタイトルにある通り、地方(愛知県)から首都圏受験を目指すこと。当然、愛知県の塾は東海圏の学校対策をメインに行います。説明会など、中学校が行う様々なイベントにも気軽に参加するというわけにはいきません。

もう一つのハンディは、スタートしたのが小5の冬休みだったこと。こちらの方がより深刻でしょう。ご存じの通り、中学受験は小3の2月にスタートするのが常識です。「ご存じの通り」と言いながら、受験することを決断するまで私はそのことを知りませんでしたが…。

果たして、3年かけて準備する受験勉強の内容を1年で追いつくことができるのか。期待と不安が入り混じった中、受験活動がスタートしました。